職場交流体験(滋賀県庁)2023.1.6

 2023年1月6日(金)に、草津市の湖南中部浄化センターで、滋賀県庁土木交通部の職場交流体験を開催しました。県庁は文系の職場と思いがちですが、実は「技術職種」という理系の仕事があり、先輩リケジョもたくさん活躍されている職場です。

 はじめに、県の公共事業にかかわる技術職種の仕事について説明頂きました。技術職種の仕事は、「土木」から思い浮かぶ現場での作業ではなく、安全で魅力的なまちづくりの計画立案から設計、工事、維持管理に至るまでを監督・管理することであると話されていました。やりがいと使命感を持って仕事に取り組まれている様子がよくわかりました。説明は、本学出身の理系女性職員さんに担当頂き、ご自身の経歴や日々の仕事などもわかりやすくご紹介頂きました。

 続いて、別の理系女性職員さんから、県の下水道事業、下水処理のしくみ、湖南中部浄化センターの概要についてご説明頂きました。県南東部に位置する9市2町の広域の下水処理を担う非常に重要な施設であることがわかりました。また、気温等に応じて使用する微生物の量や種類を調整するなどして、高いレベルでの浄化が実現されていることを学びました。

 その後、浄化センターの見学を行い、見学後には交流会を開催しました。土木という職場で活躍されているロールモデルとの交流を通して、女性のはたらき方の視野が広がりました。