気になる理系の未来のQ&A
Q1.そもそも“文系”、“理系”って何だろう?
おもに高校2年生や3年生で学ぶ科目について、
数学や理科を多く学ぶのが理系、国語や社会を多く学ぶのが文系です。
多くの場合、高校1年生の時に文系と理系のどちらに進むかを選択することになりますので、
中学生の時から将来の可能性を考えておくことが大事です。
Q2.理系で学ぶと、どんな力が身につくの?
理系では、さまざまな事実や手がかりをもとに、論理的に考える力、推理する力を鍛えることができます。
この力は、すべての職業、そして普段の生活の中で、必ず生きてきます。
Q3.理系からの就職ってどんな感じ?
モノを作る技術者や研究者、医者、看護師、薬剤師、栄養士、理系教員など一般的な理系の職業への就職はもちろんですが、
企画、制作、営業、広報、デザインなどを含む、ともすると文系だけと思われがちな職業も実は理系の人が活躍できるため、
単純に就職の幅が広がります。
大きな意思決定を伴う仕事ほど、客観的なデータを根拠とする必要がありますので、理系的な思考は欠かせません。
Q4.今は理系にはあまり興味がないけど、参加しても大丈夫ですか?
今は理系に興味がない人や、文系や理系って考えたことなかった人には、ぜひ参加してもらいたいです。
想像や発想を夢の中だけで終わらせるのではなく、
「空想を現実にする方法を考える」理系の魅力を感じるきっかけにしてください。
Q5.数学や理科が得意ではないけど、理系に進んでも大丈夫でしょうか?
はたして文系に進む人も、みんな国語や社会が得意な人ばかりでしょうか?
数学や理科では多くのことを学びますが、その全てが必要になることはまずありません。
目先の点数にこだわるのではなく、将来を見据えて、理系の楽しさを知って理系を好きになりたいと思う気持ち。
少しずつでも理系の考え方を身につけたいと思う気持ち。
そんな気持ちがあれば、きっと大丈夫ですよ。
Q6.理系って女子が少なくないですか?
分野にもよりますが、女子が少ないことが多いですね。
だからこそ、そこに可能性があります。
今までは男性ばかりが目立っていた職場にこそ、女性が進出して、女性の活躍の場をみんなで広げていくことが大事です。
みんなの意識が変わらないと、世の中も変わっていきません。
海外では理系の女性の割合はもっと高かったりもします。